
I Never Thought of It That Way
Mónica Guzmán 著
ノンフィクション、コミュニケーション · 2022
この本について
自分とは違う投票先を選んだ両親を持つジャーナリスト、Mónica Guzmán。彼女が書くのは、議論に勝とうとするのをやめ、人を理解しようとするとき、何が起こるのかということだ。本書は取材に基づく読み物であると同時に、実践のための道具箱でもある。自分の思い込みにどう気づくか、対話を閉ざすのではなく開く問いをどう投げかけるか、賛同できない話を聞く居心地の悪さに、心を閉ざさずどう向き合うかを教えてくれる。
読んで思ったこと
心に残ったのは、視点の切り替えがいかにシンプルかということだ。「どうしてそんなふうに考えられるの?」から、「どういう経緯でそう考えるようになったの?」へ。私はどれほど頻繁に、ただ言い返すために話を聞いているのだろうと気づかされた。短い本だけれど、大切なのに意見が合わない人との話し方を、静かに変えてくれる。
好きな考えやテーマ
- 決めつけるより、好奇心を
- 隔たりに橋を架ける
- 技術としての傾聴
- 思い込みと盲点
ひとこと
すれ違うばかりの会話に効く、優しく実用的な処方箋。