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『The Let Them Theory』Mel Robbinsの表紙

The Let Them Theory

Mel Robbins 著


この本について

Mel Robbinsは、「let them(相手の好きにさせておこう)」という、何気なく口にしそうな短い言葉を、人間関係や仕事、日々の暮らしの中で自分のエネルギーを取り戻すための、ひとつの哲学へと広げていく。研究や自身の体験、実際に使える言い回しを交えながら、他人をありのままでいさせることが、自分に本当にコントロールできるもの、つまり自分の反応や選択、自分自身の道に集中する自由をもたらすと説く。

読んで思ったこと

いちばん心に残ったのは、こんなに短い言葉でも、実際の場面で使い始めると、これほど気持ちを自由にしてくれるのかということだった。大きな衝突を起こさなくても、家族や職場、友人との日々のやりとりを、内側からそっと変えてくれるような道具だ。実用的で、気取ったところがないのもよかった。Melの語り口は、教祖というより、味方になってくれる年上の姉のよう。読み終えて、気持ちに余裕ができた。口には出さずに他人を思いどおりに動かそうとすることで生まれる、あの小さな摩擦も減った気がする。